未経験でも挑戦すべき!ゲーム業界へ転職する方法をご紹介

ゲーム業界のイメージ

「ゲーム業界に興味がある。一度は働いてみたい!」

「でも、未経験で転職は無理だろうな……」

そんな風に考えているそこのアナタ!

たしかに、ゲーム業界は専門性が高いため、未経験は他業界より転職のハードルが高めです。

しかし、未経験でも事前知識とベストな方法を知っていれば、転職の成功確率を大きく高めることができます。

賢者

仕事は人生の大半の時間を費やすものよ。

どうせなら、あなたが心の底から「楽しい!」と思える職場にいきたいわよね。

「未経験でもゲーム業界に転職したい!」と少しでも思っている方は、ぜひこの記事を読んでみてください。

まずはゲーム業界について知ろう

ゲーム業界のイメージ

未経験の方がゲーム業界に転職するには、ゲーム業界に関する最低限の知識を知っておくべきです。

そこで、まずはゲーム業界への転職を目指す前に知っておくべき、下記のポイントについてご説明します。

知っておくべきポイント
  1. ゲーム業界は大きく4つに分類できる
  2. ゲーム業界はやりがいに溢れている
  3. 未経験の人が知っておくべきゲーム業界の転職事情
  4. ゲーム業界の代表的な仕事
  5. ゲーム業界に転職するために求められるスキルや資質
  6. 未経験の人がゲーム業界に転職できる年齢

ゲーム業界は大きく4種類に分類できる

ゲーム業界は下記の通り、大まかに4種類に分類できます。

  • モバイルゲーム
  • コンシューマゲーム
  • パソコンゲーム
  • アーケードゲーム
見習い勇者

モバイルゲームは、スマートフォン・タブレットで遊ぶゲームアプリや、ガラケーでも遊べるソーシャルゲームのことですね。

賢者

その通りよ。

スマホの普及によってアプリ市場が賑わっていて、中小から大手まで多くのゲーム会社がアプリ開発に参入しているわ。

見習い勇者

コンシューマゲームは「PlayStation 4」・「Wii」などに代表されるハードとソフトを使って遊ぶゲームのことですよね。

賢者

最近ではスマホの高性能化によって、コンシューマゲームのクオリティに近いアプリが開発されているわ。

両者の垣根はじょじょになくなってきているわね。

見習い勇者

パソコンゲームはPCを使って遊ぶゲームで、海外でとくに人気ですね。

最後のアーケードゲームは、ゲームセンターなどに設置されている「お金を投入して遊ぶゲーム」のことですね。

賢者

これら4種類のうち、日本では圧倒的にスマホゲーム、コンシューマゲームが人気よ。

だから、求人の量もこの2つがダントツと言えるわ。

ゲーム業界はやりがいに溢れている

ミーティングでアイディア出し

ゲーム好きであれば、ゲームクリエイターとして働くことに憧れている人も多いと思います。

10年以上この業界で働いてきた筆者としても、多くのやりがいを感じられる、非常に魅力的な業界だと思っています。

とくに、自分が納得のいくゲームをリリースし、ユーザが楽しく遊んでいる姿を見た時は、最高にうれしいです。

苦楽をともにした仲間と喜びを分かち合ったり、リリース後の飲み会でお互いを健闘したりなどは、一生の思い出になります。

賢者

他にも、AR、VRなどの最新技術を駆使してゲームを作ることにやりがいを感じる人もいるわね。

見習い勇者

スマホゲームでは、リリース後の運用にやりがいを感じる人もいそうですね。

リアルタイムにユーザの声を聞けるから、考えた企画がうまく行った時の喜びは大きいはずです!

このように、クリエイターそれぞれが独自のやりがいを感じながら、ゲーム作りに没頭できます。

これも、ゲーム業界の大きな魅力の1つだと言えるでしょう。

未経験の人が知っておくべきゲーム業界の転職事情

笑顔の未経験者
賢者

未経験の場合、ゲーム業界への転職は基本的には難易度が高めよ。

ゲーム業界は売り手市場だけど、求められるスキルが高いの。

だから、未経験ではスキル不足だと思われることが多いわ。

もちろん、だからといって転職できないわけではありません。

筆者の周囲でも、ゲーム業界未経験からゲーム開発会社に転職した人はたくさんいます。

とくに最近の特徴として、コンシューマゲームよりもスマホゲームを開発している会社が転職しやすいです。

スマホの普及により、ゲームアプリの需要が増えており、そのため募集が多いからです。

見習い勇者

ゲーム業界に入ることを優先したい場合、まずはモバイルゲームの開発会社への転職を狙うことも1つの手段と言えそうですね。

ゲーム業界の代表的な仕事

ゲーム業界の職種として、代表的なものをご紹介します。

ゲームプランナー

ゲームプランナーはゲーム開発の花形的ポジションで、その名の通りゲームの企画を考える人たちです。

転職にあたって特別な資格は必要ありませんが、やはり経験が求められる仕事です。

賢者

転職を考える際は、データ入力やメンバーのアシスタントとしての立場など、まずは下積みから入ることを念頭に置くと良いわ。

徐々にスキルアップしていくことで、自分のやりたい仕事を取っていくのが理想的ね。

なお、こちらの記事で未経験でゲームプランナーに転職するための方法を紹介しています。

よければ参考にしてみてください。

パソコンにゲームコントローラー

未経験でゲームプランナーに転職するための4つのポイント

ゲームデザイナー

ゲームの見た目部分を作り上げていく仕事です。

キャラクターや背景などのアート、ゲームのUI、フォントなど担当業務は細分化されており、それぞれに専門スキルが必要です。

見習い勇者

完全未経験での転職は難易度が高そうですね。

賢者

ゲーム業界以外でもデザインを経験をしたことがあったり、専門学校で学んだことがある人のほうが、転職できる可能性が高いわね。

なお、こちらの記事で未経験でゲームデザイナーに転職するための方法を紹介しています。

よければ参考にしてみてください。

パソコンにゲームコントローラー

ゲームデザイナーに転職!仕事内容や必要なスキルとは

ゲームプログラマー

プランナーの考えた企画・仕様通りにプログラムを組んでいき、グラフィック・サウンドなどを1つにまとめてゲームを動かす仕事です。

ゲームはプログラムで動いているため、ゲーム開発になくてはならない存在です。

見習い勇者

こちらも完全に未経験での転職は難易度が高そうですね。

賢者

ゲーム業界以外でプログラミングを経験をしたことがある人や、学校で学んだことがある人のほうが、転職を有利に進めることが可能ね。

こちらの記事で未経験でゲームプログラマに転職するための方法を紹介しています。

よければ参考にしてみてください。

ゲームプログラマの働く風景

目指せゲーム業界!ゲームプログラマに転職する方法を徹底解説

ゲームデバッガー

ゲームデバッガーとは、開発中のゲームを実際に遊ぶことで不具合・改善点を見つけ出す仕事です。

転職するために必要となるスキルが少ないため、転職しやすい職種と言えます。

賢者

ゲームデバッガーとして経験を積み、デバッガーのリーダーポジションや、企画・仕様に的確な意見・アドバイスを言える人はプランナーに転向することもあるわ。

こちらの記事で未経験でゲームテスター(デバッガー)に転職するための方法を紹介しています。

よければ参考にしてみてください。

バグを発見するイメージ

ゲームテスター(デバッガー)志望者必見!仕事内容や転職する方法

いずれの職種も、未経験の場合は下積みから始めることになります。

ゲーム業界は多くの会社が「実力第一」ですので、しっかり成果を出すことができれば、その後も活躍できる人材になれるでしょう。

ゲーム業界に転職するために求められるスキルや資質

ゲーム業界に転職するにあたって、全ての職種で求められる最低限のスキル・資質についてご紹介します。

当然ながら、ゲームが好きな人

ゲームが好きでなければ、ゲーム業界では絶対に活躍できません。

「ゲームが好き」という熱量があるからこそ、困難な状況を乗り切る高いモチベーションを維持できるからです。

筆者の知り合いで、好きなゲームのバトル時に表示されるパラメータを、独自に研究している人がいました。

バトル中のHPや攻撃力などのパラメータをすべてメモして、エクセルで計算式を算出し、自分なりにシミュレーションしていたのです。

見習い勇者

すごい熱意ですね!

ゲームが本当に好きだからこそ、自分なりにその中身を追求したくなったんですね。

これは極端な例ではありますが、ゲームクリエイターはほぼ全員が大のゲーム好きです。そのため、何かしらゲームに対する熱い情熱を持っています。

そういった人たちと一緒にゲームを作り上げるには、当然ながら「ゲームが好き」というのは大前提となります。

コミュニケーション能力

ゲームは、プランナーやデザイナー、プログラマなど、多くのチームメンバーと一緒に作るものです。

お互いに協力し、必要なときは相手と意見をぶつけ合いながら、1つのゲームを作っていきます。

チームとして同じ目標を目指す以上、このようなやり取りを問題なく進められるコミュニケーション能力が求められます。

ゲーム業界内外の幅広い分野に対する好奇心・向上心

ゲーム業界は、常に新しいニュースや技術情報が飛び交う、変化の激しい世界です。

他の企業に負けないゲームを作るためには、これらの情報に対して好奇心を持ち、積極的に学んでいく意識が必要になります。

賢者

もちろん、競合他社のゲームは常にチェックする必要があるわ。

それに加えて、ゲーム開発に役立つあらゆる知識を積極的に拾っていく意識が必要になるということね。

やりきる力

筆者が実際にゲーム業界で働いていて強く思うことは、最終的には「やりきる力」が必要不可欠だということです。

ゲームを作るのは本当に大変です。

締め切りが非常にタイトで、遅くまで残業をしなければならなかったり、ゲームリリース後に不具合が発覚し、極度の緊張と疲れの中で業務を遂行しなければならなかったりします。

どんなに優秀な人でも、メンタル・体力面でくじけてしまっては活躍できません。

ゲームを完成させるまで「やりきる」ことができるかどうかで、その後成功できるかの明暗が分かれると言っても過言ではありません。

未経験の人がゲーム業界に転職できる年齢

見習い勇者

ゲーム業界への転職は、現実的には何歳までが可能なんでしょう?

賢者

若ければ若いほどいいわ。完全に未経験だと20代までが目安ね。

ただ、前職までの経験やスキルによっては、30代でも転職できる可能性はあるわ。

基本的に、企業は転職者に「即戦力としてのスキル」求めています。

そのため、転職しやすいのは伸びしろのある20代の若者です。

しかし、30代であっても、諦める必要はありません。

これまでのあなたの経験やスキルの中で「ゲーム業界で活かせるもの」を見つけられれば、転職できる可能性はあります。

もちろん、人気のある業界だからこそ、転職は簡単ではありません。

そこで、次の項からは、未経験の人がゲーム業界に転職するためにどうすれば良いのか、その方法をご紹介します。

未経験からゲーム業界へ転職する方法

未経験からゲーム業界へ転職するには、今あなたが持っている強みを徹底的に洗い出すことが大切です。

そのうえで、あなたに合った企業・職場を、ゲーム業界に精通している転職エージェントと一緒に考えていくのがもっとも効果的な方法です。

補足:転職エージェントとは、完全無料で転職相談に乗ってくれる人材紹介サービスのことです。

この項では、未経験からゲーム業界へ転職する方法を、下記のポイントに沿ってご紹介します。

ここがオススメ!
  1. ゲーム業界でどんなことをしたいか、どう働きたいのかを考える
  2. ゲーム業界に役立つ経験・スキルを徹底的に洗い出す
  3. まず転職エージェントに会ってみて、情報を得る

ゲーム業界でどんなことをしたいのか、どう働きたいかを考えてみる

ゲーム業界に転職するうえでまずやっていただきたいことは、あなたがゲーム業界で「どんなことをしたいのか、どう働きたいのか」を考えてみることです。

賢者

これはとても大切なことよ。

そうすることで、「なぜ未経験でもゲーム業界に転職したいのか」、「なぜこの会社を選んだのか」といった質問に一貫性を持って答えられるし、大変な時に思い返すことで転職活動を乗り切る原動力にもなるわ。

それに、これをある程度言えるようになっておくと、あなたに合う企業や職場環境がどのようなものかを、エージェントが判断しやすくなるの。

たとえば、筆者が以前ゲームプランナーに転職する際は、ゲーム業界で下記のように働きたいと考えていました。

「とにかくチームで一丸となって何かを作るのが好きで、やりがいを感じる。だから、プランナーとして企画や仕様についてチームメンバーと話し合い、議論して面白いゲームを作っていきたい。

そういうことができれば、家庭用ゲームでもモバイルゲームでもどちらでも楽しく働けそう。むしろ、主流のモバイルゲームの新規開発や運営スキルを学んでいきたい。

将来的には、アプリランキングでTOP10に入るくらいのRPGを作りたい。そのためにも、これらを経験できる企業にプランナーとして転職して、まずはじっくり経験を積んでいきたい」

上記はあくまで一例ですし、もっとざっくりした内容でも問題ありません。

大切なのは、現時点で考えられる範囲で、どういう風に働いていきたいかのイメージを持ち、できればメモしておくことです。

賢者

もちろん、イメージしている通りの企業・職種に転職できるとは限らないわ。

とくに未経験の場合は、まずは下積みとして経験を増やすことを優先すべきかもしれませんね。

見習い勇者

それでも、ゲーム業界でどう働いていきたいかのイメージを持っておくことは大切ってことですね。

あなたの強みを徹底的に洗い出す

経験や知識が大切

たとえ業界未経験であっても、あなたがゲームの仕事に役立つ経験・スキルを持っている可能性は十分にあります。

そのため、あなたのこれまでの経歴を振り返り、「ゲーム業界で活かせる経験やスキル」を徹底的に洗い出していきましょう。

見習い勇者

業界は未経験でも、仕事に役立つスキルがあるなら転職に有利ですもんね!

賢者

ゲーム業界は人員不足が続いているの。ゲーム開発に活かせる経験やスキルがあれば、未経験でも採用される可能性が上がるわ。

見習い勇者

でも、ゲーム業界で役に立つスキルってどのようなものがあるんだろう?

たとえば、前職で営業職を経験した人は、「ゲームプランナー」への転職を検討できます。

分かりやすい論理構成で人に物事を伝えられるコミュニケーションスキルは、ゲームプランナーにも求められるからです。

マネジメントの経験がある人は、ゲーム業界でも同様にマネジメントスキルを駆使するポジションへの転職を検討できます。

優れたマネジメントスキルは、どの業界でも重宝されるからです。

このように、ゲーム業界に活かせるスキルはたくさんあります。

転職エージェントとの面談で、プロの目からどのようなスキルが役立つか見てもらえます。その精度をあげるためにも、分かる範囲で事前にメモしておくと良いでしょう。

必ず転職エージェントに相談する

ガッツポーズをした転職エージェント

未経験者にとって、転職エージェントは心強い味方です。

転職をする場合、何から始めたら良いかわからない人が多く、動き出すのが大変です。

その点、転職エージェントをつかえば、転職活動を様々な面からサポートしてくれます。

下記が転職エージェントを利用するメリットです。

ここがオススメ!
  • あなたに合った求人の紹介、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接日の調整や給与交渉などのやり取りといった、大変な作業をエージェントにお任せできる
  • ゲーム業界の最新の転職動向やトレンド、転職に関するあらゆる疑問点を、面談の場で直接質問して解消できる
  • 「自分では気付いていないゲーム業界に役立てられる経験やスキル」を、転職エージェントに見つけてもらえる
  • 全て無料で利用できる

未経験だからこそ出てくるたくさんの疑問や不安を、転職エージェントであればその場ですぐ解決できるため、非常に効果的・効率的です。

そのため、転職エージェントを利用する際は、事前に質問事項をまとめておきましょう。

なお、転職エージェントに相談したからといって、無理にそのエージェントを利用し続ける必要はありません。

自分に合わないと感じたら、利用をお断りすることもできます。

未経験者の場合、上記のメリットを得られるだけでも大きいです。

少なくとも一回は転職エージェントに相談し、最新の業界動向を知ったり、疑問点を解消したりしておくといいでしょう。

見習い勇者

転職エージェントって、たくさんあるので選ぶのが大変そうですね。

賢者

重視すべきは、「ゲーム業界に強いかどうか」ね。

筆者がオススメする転職エージェントは、「ワークポート」です。

ゲーム業界の転職に圧倒的に強いため、ゲーム業界未経験の方でも安心して利用できます。

ワークポートは10年以上前からIT・ゲーム業界に特化している転職エージェントです。

2017年にリクルートキャリア主催の「転職決定数ランキング」で1位になっており、実績は確かなものです。

そのため、ゲーム業界に関して知識豊富なエージェントが多く、未経験者の疑問に的確に答えてくれるでしょう。

実際に、私自身もワークポートを利用して、プログラマからゲームプランナーへの転職に成功しています。

そのため、心からオススメできる転職エージェントです。

まとめ ーまずは気軽に転職エージェントを利用してみようー

業界未経験者がゲーム会社へ転職するのは、なかなか大変です。

しかし、ここで紹介したように、事前知識をつけた上でエージェントを活用すれば、転職成功確率を確実に上げることができます。

ワークポート」などのゲーム業界に強い転職エージェントを利用し、理想の職場への転職を目指しましょう!


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人気のエージェントには、決定的な理由があります。

親身なサポートはもちろんのこと、「ゲーム業界に精通しており、圧倒的な内定実績を誇るから」です。

以下に、人気の転職エージェントランキングをまとめさせていただきましたので、お役立ていただけますと幸いです。


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