【ゲーム業界への転職】自己PRの書き方を徹底解説!

自己PRの書き方

今回は自己PRの作り方についてです。

ネット上には例文がたくさんあるため、それらをベースにありきたりな自己PRを書いてしまう人がいます。(昔、筆者がそうでした。。)

しかし、当然ながら自己PRは転職活動で重要な要素です。

履歴書だけでなく面接のときにも高確率で聞かれますし、この出来栄えが悪いと選考に影響を及ぼします。

とくにゲーム業界は、見かけの情報よりも即戦力のスキルや実績などを重要視します。

そのため自己PRで「御社で活躍できるんです!」ということをアピールするのはとても重要です。

そこでこの記事では、ゲーム業界の転職に役立つ自己PR文の作り方をご紹介します。

「自己PRってどのように作ればいいかわからない!」という人は、ぜひ参考にしてもらえればと思います。

大前提:自己PRの目的は、「私はあなたの企業で活躍できます!」と伝えること

笑顔でこれから頑張る

一般に、自己PRはあなたの強みをアピールするためのものと言われます。

たしかにその通りなのですが、これはただあなたの長所を並べて伝えるということではありません。

自己PRの目的は、「あなたがその企業で活躍できる」というのを採用担当者に分かってもらうことです。

強みがあったとしても、それを企業に活かせなければ意味がないからですね。

あなたの強みをただ把握したいなら、履歴書・職務経歴書の各項目を見れば大体わかります。

筆者はそれぞれの資料を、下記の位置づけで考えています。

【履歴書、職務経歴書の各項目】

  • あなたのこれまでの基本情報と、どのような長所があるのかをパーッと確認する資料

【自己PR】

  • その企業で活躍できることを徹底的にアピール!
  • 履歴書・職務経歴書にある長所のなかでもとくに重要なものを説明する

【志望動機】

  • なぜその企業で活躍できるのか、説得力を持たせるもの
  • なぜその企業でなければダメなのかを伝える
  • 「だからこの人は弊社に来たいのか!活躍イメージも持てるし、ウチに来てもらおう」と思ってもらう

前述のとおり、ゲーム業界では見かけの情報よりも即戦力としてのスキルや実績が重視されます。

ただ長所を並べるのではなく、あなたが企業でどう活躍できるのか想起させる内容を書きましょう。

自己PRを見れば、転職希望者の様々なことがわかる

もうひとつ知っておいてもらいたいことがあります。

それは、自己PRの伝え方ひとつで転職者の様々なことがわかるということ。

たった数行の文章ですが、工夫できるポイントはたくさんあるからです。

たとえば、下記のようなものです。

  • 納得感のある文章になっているか(論理構成がしっかりしているか)
  • あなたのオリジナリティがでているか(例文のコピペになっていないか)
  • 文章量は適切か
  • 誤字脱字はないか(これは論外ですが……)

採用担当者は何百という自己PRを見てきています。

それがどれだけ練られたものなのかはすぐわかります。

慣れてくると、「この転職希望者はああいったことを言おうとしているな」とわかります。

どこかで見たことがあるような自己PRと、「しっかり考えてきたな」と思わせる自己PRとでは、どちらが好感を持てるかは明らかですよね。

では、採用担当者にあなたの活躍をイメージさせる、魅力的な自己PRを作るにはどうすればいいか。

次の項から、その3つの手順を解説させていただきます。

自己PRを書くための3つの手順

ここがおすすめポイント

いきなり自己PRを書き始めるのは非効率です。

あなたの強みはなんなのかをまず把握し、その中から志望する企業が望むものをチョイスすべき。

そのうえであなただけのオリジナリティをだすことが重要です。

順に解説していきましょう。

まずはあなたの強みやエピソードを洗い出すことからはじめる

最初にやるべきことは、過去の実績や経験を振り返って、あなたの強みやエピソードを徹底的に洗い出すことです。

いきなり自己PRをかきはじめてはダメ!

思っている以上に、自身の強みを理解できている人は少ないからです。

まずは過去を振り返って、強みやエピソードになりそうなことを思いつくままにメモしていきましょう。

デスクにある資料や過去に書いたアイディア帳など、使えそうなものは引っ張り出します。

ゲームの企画書や仕様書を見返すと、「この部分で苦労したな」とか、「ここはすごい工夫したな」というような記憶がよみがえってきます。

企業によっては、これまでのあなたの評価がまとまった資料などがあるかもしれません。

これらも見返すことで、あなたの強みを再発見できます。

このようにしてあなたの経験や実績、大きな成果などを徹底的に洗い出しましょう。

あなたの強みやエピソードの中から、重要なものをピックアップ

洗い出しが終わったら、その中から自己PRとして使うネタを選びましょう。

すべてを自己PRに盛り込むことはできません。

前述のとおり、あなたが活躍できるイメージを持てる、もっともヒキのあるネタをピックアップします。

たとえば、あなたの強みが大きな成果を出した実績であるなら、それを軸にしたエピソードを選定します。

クリエイティブスキルが大きな強みであるなら、エピソードだけでなくポートフォリオに関して言及しても良いかもしれません。

あなたの強みがコミュニケーション能力や向上心といったヒューマンスキルであれば、それをアピールできるエピソードがないか考えてみます。

エピソードをうまく融合することで、アピールしたい内容を複数盛り込めるかもしれません。

そういったことを考えながら、どのようなことを「売り」にするか検討していきましょう。

なお自己PRを作る際は、あなたが希望する企業について事前に調べておきましょう。

企業の求める人材像がどのようなものか理解できれば、どの強みをアピールすべきかもおのずと明確になるからです。

志望動機を作る際にも企業研究は必須です。

まだ実施していない方は下記も参考にしてみてください。

ゲームのルールを理解せよ

ゲーム業界への転職で志望動機はどうすればいい?業界の現役面接官が解説します

あなただけの自己PR文を書く

準備オーケー?

エピソードが決まったら、いよいよ自己PRを書いてみましょう。

このとき、あなた自身のオリジナリティを出すことを意識します。

なぜなら、採用担当者はあなたが自己PRをどのように伝えるのかを気にします。

つまり「あなたの個性」を見たいのです。

Web上にある例をコピペして作った自己PRでは、さして印象に残らず「その他大勢の転職希望者」と同一に見られてしまいます。

もちろん、ネット上にある例文の書き方をみて、あなたなりのヒントにする程度なら問題ありません。

自己PRの例文は検索すればたくさんでてきますが、あくまでもそれらはただのヒント。

アイディアのきっかけとして見るだけにとどめて、あなたならではの自己PRの作成を意識しましょう。

そのほか、自己PR文を作る際のポイント

納得感のある文章を書く(論理的に書くこと)

自己PRには納得感を持たせたいですよね。

ただ一方的に強みを羅列するだけでは、履歴書や職務経歴書を見るのと変わりませんし、相手に伝わりません。

採用担当者を納得させるには、あなたが主張したことに関して必ず「理由」と「具体的な例やエピソード」を入れること。

これを意識するだけで、論理的で読みやす自己PRを作成可能です。

あまり謙虚になる必要はない

自分をアピールする際は、あまり謙虚になる必要はありません。

企業はあなたの本音を知りたいからです。

もちろん、本音だからといって相手に失礼なことを言うのはNG。

誠実に今思っていることを伝えるためであれば(前述のとおり納得感は必要ですが)、謙虚になりすぎずに本音を語りましょう。

文章量が適切かを意識する

多くの人が自己PRをかなり長めに作成してしまいます。

内定獲得のために、アピールしたいことを多く盛り込むからですね。

しかし、履歴書や職務経歴書の自己PR欄は限られていますし、面接時もあまり多くの時間はありません。

また、文章量が多すぎると言いたいことが伝わり辛く、なにをアピールしているのかわからなくなり逆効果です。

「ちょっと長すぎるかな?」そう思ったときは、うまく絞り込めないか、他の要素と融合できないか、アピールできる強みにモレはないかなどを考えるよう意識しましょう。

自己PRが完成したあとも、繰り返し音読して洗練させていこう

完成した自己PR文は、何度も推敲して違和感や誤字、脱字がないかを確認しておきましょう。

転職活動をしているうちに、「この部分はこう変えたほうが話しやすいな」などと思うことは多いです。

それらを都度調整し、自分なりにしっくりくる文章へと洗練させていきましょう。

とくに面接で自己PRを話す際は、この推敲(音読)をしっかり行っているかで本番での成功確率が大きく変わります。

転職エージェントに客観的に見てもらうのも効果的

ガッツポーズをするエージェント

このWebサイトでは、転職エージェントの利用を推奨しています。

理由は簡単で、そのほうが低コストで転職成功確率も高いからです。

転職エージェントを利用するメリットはたくさんあります。

そのうちの1つが、自己PRや志望動機などをプロのコンサルタントがチェックし、改善案を教えてもらえることです。

多くの場合、自己PRはほかの人に見てもらう機会がないため独りよがりの文章になりがち。

より良い自己PRを作れるという意味でも、転職エージェントはオススメなのです。

こちらに転職エージェントを体験した際のレポートがありますので、よければ参考にしてみてください。

ワークポートエージェントとの面談

【ゲーム転職】ワークポートの面談を体験!流れとリアルな感想を紹介

まとめ オリジナリティあふれる自己PRでライバルに差をつけよう!

このページの内容をまとめると、下記の通りです。

このページのまとめ
  • 自己PRの目的はスキルを羅列することではない
  • 自己PRを見れば、転職希望者の様々なことがわかる
  • まずはあなたの強みやエピソードを徹底的に洗い出そう
  • その中から、希望する企業が求めているスキルをピックアップ
  • 例文のつなぎ合わせではなく、あなただけの自己PR文を書こう

オリジナリティあふれる自己PRを作り、ライバルに差をつけましょう!

なお、転職活動には自己PRとセットで志望動機も必要です。

こちらの書き方に悩んでいる方は、下記の記事もご覧ください。

ゲームのルールを理解せよ

ゲーム業界への転職で志望動機はどうすればいい?業界の現役面接官が解説します


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