この記事を見ているあなたは、「女性だとゲーム業界への転職が不利なのでは……」、「忙しすぎて子供がいると厳しそう」、「女性の転職ってうまくいくのかな……」といった悩みがあるのではないでしょうか。
女性には出産や子育てといったライフイベントがあるから、忙しいゲーム業界で働くのは難しいというイメージがあるわね。
しかし、近年ではゲーム業界で働く女性が増えており、転職もしやすい傾向にあります。
事前知識と方法を知っていれば、憧れのゲーム業界で働くことも夢ではありません。
そこでこの記事では、女性が転職する上で知っておくべきポイントをご紹介させていただきます。
ゲーム業界で女性がどのように働いているのか、女性でも働きやすいのか、転職する際に気を付けるべきポイントなどをまとめてありますので、ぜひご確認ください。
この記事の内容
労働環境が改善され、ゲーム業界で働く女性が増えている
近年、ゲーム会社で働く女性は増えてきています。
スマホゲームの普及により、女性でも気軽にゲームを遊べるようになったことが大きな要因です。
ゲームに触れる機会が増え、「自分もゲーム業界で働きたい!」と考える女性が増えてきたんですね。
その通りよ。女性スタッフが増えることで、ゲーム会社の労働環境も改善されてきているの。
出産・育児休業や時短勤務など、女性にとって大切な制度が整備された企業も増えてきているわ。
だから、以前よりゲーム業界の環境が改善されていて、ゲーム会社で働く女性が増えているんですね。
実際に、筆者の職場でも女性は増えている実感があります。
とくにデザイナーに関しては半数以上が女性ですし、プランナーやディレクターだけでなく、プログラマとして活躍している女性もいます。
出産したため時短勤務していたり、週3日の出勤に変更していたり、育児休暇を取っている方もたくさん見ています。
ゲームリリース間近のときは、終電まで仕事をしていることもありました。
でも、夜更かしした翌日は遅く出社することができますし、代わりに休みを取ることもできます。
メリハリを持ってやりがいのある仕事ができているので、充実していますよ。
このように、休みが取り辛い・勤務時間が長いなど、体力が必要な男性向けの職場イメージは減ってきているのです。
もちろん、全てのゲーム会社がこのような環境の整っている状態ではないわ。
転職する際は、女性が働きやすいかどうかしっかり見極めることが大切ね。
ゲーム業界は実力主義!女性だから不利ということはない
ゲーム業界への転職は、女性だから難しいということはありません。
成果次第でどんどん年収を上げることができる実力主義の会社が多いからです。
ゲームを遊ぶ人は若者が中心だから、ゲーム会社には若者が多いの。
それもあって、年功序列ではなく、活躍次第で誰でもチャンスがある実力主義の会社が多いのね。
スキルに自信がある人にとっては、ゲーム業界はキャリアアップしやすい環境なんですね。
実際に筆者が働いている会社でも、20代で役職に就いている若者が多いです。
若くしてプロジェクトのリーダーや部長を担当する方も多いですし、なかには社長として活躍している者もいます。
そのため、ゲーム会社に「あなたが欲しい!」と思わせるような経験・スキルさえあれば、女性かどうかは全く関係ありません。
次項からは、女性がゲーム業界へ転職する際に知っておくと有利なコツをご紹介しています。
ゲーム会社へ転職したい!と思っている方は、ぜひご確認ください。
ゲーム業界への転職を成功させるためのコツ
女性がゲーム業界へ転職する際は、下記を意識すると良いでしょう。
- ゲーム開発で女性目線は強みになることを知っておく
- 転職にあたって、ここだけは譲れない条件を整理しておく
- ゲーム業界に精通した転職エージェントを活用する
これらを意識すれば、希望するゲーム会社に転職できる確率がぐっと高まります。
順番に解説させていただきますので、ぜひ参考にしてみてください。
ゲーム開発で「女性目線」は強みになることを知っておく
当然のことですが、女性をターゲットにしているゲームは、女性の気持ちがわかる開発者がいなければ成功しません。
もしあなたが女性向けゲームに詳しく、プレイヤーの気持ちが分かるくらいやり込んでいるなら、それだけで大きな武器になります。
女性向けゲームを作っている企業であれば、女性プレイヤーの目線に立って意見を述べられる人は重宝されるわ。
男性では女性プレイヤーの目線に立つのは難しいですもんね。
近年では、スマホの普及によって女性をターゲットにしたゲームが増えているわ。
女性にとって面白いと感じるポイントや、女性ならではの視点が求められる機会は今後さらに増えていくわね。
また、女性向けゲームに詳しくなくても、多くのユーザに好まれるデザインを考える上で、女性目線はやはり重要です。
誰でも直感で分かるデザインになっているか、初心者目線で使いやすいかなど、女性だからこその意見はゲーム開発にとても参考になるのです。
どんなゲーム会社で働きたいかを考えておく
応募したいゲーム会社を探す前に、あなたがどんな企業で働きたいかを事前に考えておきましょう。できれば、箇条書きでメモしておくと良いです。
これを明確化しておくことで、企業選びの失敗を防げます。
また、転職エージェントを利用する場合、これらを抜けもれなく伝えることで、あなたに適した企業がどのようなものかをエージェントが判断しやすくなります。
たとえば女性の場合、残業時間は多いか、産後休暇や育児休業などの制度が充実しているか、女性はどのように活躍しているかなど、心配な点は多いと思います。
このような疑問点・懸念点を全部メモしておき、転職エージェントなどのゲーム業界に詳しい人に相談することが、転職成功への近道です。
転職エージェントを活用して情報を得る
ゲーム業界への転職を成功させる鍵は、業界に精通している転職エージェントを活用することです。
転職エージェントを使うメリットはたくさんあります。
- 女性にとって働きやすい環境、企業の福利厚生などを熟知している
- あなたの疑問や不安な点に関して、面談の場で直接質問して解消できる
- ゲーム業界の最新の転職動向や技術トレンドを知ることができる
- あなたに適した求人の検索・紹介、履歴書・職務経歴書の書き方アドバイス、企業側との調整や給与交渉などのやり取りなど、一人では大変な作業を全てエージェントにお任せできる
- 自分では気付いていない「ゲーム業界に役立てられる経験やスキル」を見つけてくれる
- 全て無料で利用できる
転職活動には様々な疑問や心配事がつきものです。
転職エージェントであれば、それらをその場ですぐ解決できるためとても効果的・効率的です。
なお、筆者のオススメする転職エージェントは、「ワークポート」です。
10年以上前からゲームやIT業界に特化していたため、ゲーム業界に精通しています。
実際に、私自身も過去にワークポートを利用し、大手ゲーム会社への転職に成功しています。
なお、エージェントを利用したからといって、無理にそのエージェントで転職活動をする必要はありません。
ゲーム業界の最新の転職事情を知ったり、疑問点を解消したりするだけでも効果的ですので、まずは転職エージェントへの登録をオススメします。
まとめ
ゲーム業界は男性社会のイメージが強く、労働環境も厳しいため、女性が問題なく働けるか心配だと思います。
しかし、この記事でご紹介したように、女性だからとあきらめる必要は全くありません。
もしあなたに「ゲーム業界で働きたい!」、「好きなゲームの開発に関わりたい!」といった熱い想いがあるなら、ぜひ転職活動に挑戦してみてください。
その際は、ワークポートなどのゲーム業界に精通した転職エージェントを活用し、あなたの希望に沿ったゲーム会社を紹介してもらうようにしましょう。
なお、未経験でゲーム業界へ転職する方法を下記にまとめていますので、よければ参考にしてください。
ゲーム業界といえば男性が多く、女性は少ないという印象がありますしね。