「ゲーム業界って転職難易度は高いのかな」
「大手企業って倍率はどのくらいなんだろう」
「周囲の友達はやめとけって言うし……未経験は諦めたほうがいいのかな」
このページにたどり着いたあなたは、ひょっとしてこのように考えていませんか?
もちろん、誰もが知っている大手ゲーム会社は、とくに正社員で入ろうとするとなかなか転職難易度は高いといえます。
しかし条件によっては、未経験からでも転職可能な企業はたくさんあります。
そこで本ページでは、このようなゲーム業界への転職難易度について詳細を解説していきます。
ゲーム開発は大変ですが、その分やりがいで溢れた仕事です。
あなたがゲームクリエイターとして活躍できるよう、本サイトがお役に立てれば幸いです!
この記事の内容
ゲーム業界の転職難易度は高め
ゲーム業界は全体的に転職難易度は高めといえます。
気になる就活時の倍率も、大手では40倍を超える企業が多いです。
とくに任天堂のような超有名企業は、倍率100倍を超えてもおかしくないでしょう。
ゲーム開発職はかなり人気の高い職業です。
専門性の高い分野でもあるため、必然的に求められる人材のレベルも高い傾向にあります。
そのため、転職難易度は基本的に高い状態が続いているのです。
とはいえ条件によっては、比較的簡単に転職できる企業も多いです。
そこで次の項から、下記分類でゲーム業界の転職難易度についてご紹介していきますね。
- 大手企業の転職難易度
- 中小企業の転職難易度
- コンシューマゲームより、モバイルゲームのほうが転職しやすい
- 未経験、他業界からの転職難易度
- 職種別の転職難易度
- 年齢別の転職難易度
- 雇用形態別転職難易度
任天堂、カプコンなど大手企業の転職難易度
大手企業は全体的に人気のため倍率も高く、転職難易度は高いといえます。
やはり大手というブランドはそれだけで魅力的ですし、有名ゲームの開発には高い専門性が必要だからです。
たとえば専門的なスキルを持っており、ゲーム業界での経験も長く、コミュニケーション能力も問題なく、即戦力として活躍できる、といった人材だと、大手ゲーム会社に転職しやすいといえます。
任天堂やカプコン、バンダイナムコなどの有名ゲームメーカーは、いずれもこのような傾向をもっているといえますね。
中小企業の転職難易度
ゲーム業界のなかでも、中小企業は比較的転職しやすいです。
どのゲーム会社も、基本的には人手不足ですし、規模の小さい企業は大手と比べて転職希望者は少なくなるからです。
企業によっては転職希望者のやる気やポテンシャルを重視し、未経験でも採用する可能性が高いのがこれら中小企業といえます。
とくに、あまり名前を聞いたことのない小規模のベンチャー企業などは狙いどころです。
筆者の知り合いでも、社員数10人前後のゲーム会社に勤めている方がいます。
彼はほとんど未経験でしたが、やる気の高さを見込まれ転職に成功しました。
ベンチャーのため業務は厳しかったようですが、その分様々な経験を積むことができ、現在ではゲームクリエイターとして第一線で活躍しています。
中小企業は規模が小さい分、このように転職しやすく、様々な経験を得られるというメリットもあるのです。
コンシューマゲームより、モバイルゲームの開発会社のほうが転職しやすい
近年はコンシューマゲームより、モバイルゲームの開発会社のほうが転職しやすいです。
スマホの普及により、多くのゲーム会社がこぞってアプリ開発に着手しているからです。
そのため人手不足で、求人も明らかにモバイルゲーム会社の方が豊富です。
どうしてもコンシューマゲームを作りたい!という希望がないのであれば、モバイルゲームの開発会社を目指すのも1つの手段と言えます。
ゲーム業界未経験、または他業界からの転職
ゲーム業界未経験や、他の業界からの転職に関しては、難易度は高めです。
前述のとおり専門性が高い分野でありながら、即戦力が求められるためです。
とはいえ、業界未経験の方が転職に成功する例も多いです。
たとえば、ゲームプログラマやゲームデザイナといった職種は、専門性が高いため未経験での転職はなかなか難しいです。
しかしゲームプランナーやゲームデバッガーは、初期で必要な専門知識が少ないため、比較的入りやすいといえます。(専門性がないというわけではないですが、他職種に比べると相対的に低めです。)
また、前述のとおりやる気やポテンシャルの高さを重視する中小企業も多いです。
前職までの働きで大きな成果や高いポテンシャルを示すことができれば、未経験であってもそのまま採用ということはあり得ます。
また、前職の経験がじつはゲーム開発に役立つということも少なくありません。
転職エージェントなどのプロに相談し、どのようにすれば未経験でも転職可能なのか相談してみるのもいいでしょう。
職種別の難易度
どの職種に関しても、業界経験者であれば転職は比較的簡単です。
ゲーム業界への転職には即戦力としてのスキルが求められますが、逆に経験や実力さえあれば誰でもウェルカムといった傾向が強いからです。
しかし経験が乏しい状態では、専門性の高いクリエイター職や、ゲームプロデューサーやゲームディレクターなどマネジメント職への転職は難易度が高いでしょう。
未経験者であれば、前述のとおりゲームプランナーやゲームデバッガーへの転職が現実的。
もしくはゲームプログラマ、ゲームデザイナの専門的なスキルを学校などで学んでから転職する、といった方法も考えられます。
年齢別の難易度
他の業界と同様、若いほうが転職しやすいのは間違いありません。
しかし、ゲーム業界は実力主義の企業が非常に多いです。
そのためスキルや経験がしっかりあれば、あまり年齢を気にする必要はないといえます。(実際に私が勤めている企業では、普通に50代方でも第一線で活躍しています。)
下記ページに年齢別の転職についてまとめてありますので、よければ参考にしてみてください。
雇用形態の違いによる転職難易度
他の業界と同様、正社員ほど転職は難しく、契約社員、派遣社員、アルバイトとなるほど難易度は低い傾向にあります。
これは逆にいうと、アルバイトや派遣社員など入社しやすい雇用形態からゲーム業界に入り、下積みをとして学ぶこともできるということです。
自身の経験やスキルさえ磨ければ、契約社員・正社員へとステップアップできます。
前述のとおりゲーム業界は実力主義の企業が多いからですね。
アルバイトや派遣社員の場合、クリエイティブな仕事よりはどちらかというと定型業務が多くなってきます。(日々の売上報告資料の作成など)
しかしどの企業であっても、この仕事をやらせてください!といえば断られることはそうそうありません。
いきなり大手企業の正社員を目指すのは倍率が高く大変ですが、雇用形態を気にしなければ入り口はわりと広い業界といえます。
これらの難易度を加味して、ゲーム業界へ転職しやすい方法とは?
これまでの内容をまとめると、ゲーム業界へ転職しやすい方法は下記の通りです。
- 大手より中小、とくにあまり知られていないベンチャー企業がねらい目
- 未経験や他業界からの転職の場合、前職の経験を活かせるポジションを狙うか、専門性が多少低いゲームプランナーやゲームデバッガーがおすすめ
- まずはゲーム業界に入ることを優先する場合、コンシューマゲームよりモバイルゲームの開発会社がおすすめ
- 年齢は若ければ若いほどいいのは確かだが、実力主義のゲーム業界ではスキルさえあればあまり問題にならない
- 正社員への転職は難易度は高めだが、派遣社員・アルバイトとしてまずゲーム会社に入り、下積みとして実力を磨くという選択はあり
- ゲーム業界経験者の場合は、スキルや実績さえあれば比較的転職は簡単
ゲーム業界はとにかく実力主義な企業が多いです。
そのためとくに未経験者の場合は、企業規模、希望職種、雇用形態などをあまり気にせず、まずは入社してゲーム開発のスキル・経験を伸ばしていくことを最優先すべき。
あなたの実力を伸ばすことさえできれば、転職は比較的容易だからです。
ゲーム業界に入りたいと思ったら行動あるのみ!
このページをご覧になっている方は、ゲーム業界へ転職したいと思っている人も多いと思います。
少しでもゲーム業界に行きたいと思っている方は、ぜひそのための行動をとってみましょう。
これまでご紹介したとおり、ゲーム業界への転職は決して簡単なわけではありません。
しかしやる気やポテンシャルを重視する企業もありますし、下積みとして経験する分にはそこまで入社が難しいわけではありません。
実際に、そのようにして成功している方も多いです。
また、行動せずにあとになって「あのときやっておけばよかった……」と後悔する可能性を考えれば、長い目で見たときには一歩でも行動しておいたほうが必ずプラスに働くでしょう。
ゲーム開発は大変ですが、それ以上に多くの喜びを得られる仕事です。
「面白いゲームを作り、ユーザを楽しませる」
この目標のために、筆者自身も仲間とともに毎日知恵を絞り、1つのゲームを作り上げていきます。
そのやりがいの大きさとゲームをリリースしたときのあの興奮、そしてそれを楽しんでいるユーザの声を聞いたときの喜びは、何物にも変えがたいです。
少しでもゲーム業界に行きたいと思っている方は、ぜひそのための行動をとってみましょう。
転職活動をはじめる第一歩は、転職エージェントに相談してみること
このWebサイトでは、基本的に転職エージェントの利用を推奨しています。
その理由はシンプルで、転職エージェントを利用したほうが低コストでありながら、転職成功確率を大きく高めることができるからです。
たとえば、転職エージェントを利用することで下記のようなメリットがあります。
- あなたに合った求人の紹介、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接日の調整や給与交渉などのやり取りといった、大変な作業をお任せできる
- ゲーム業界の最新の転職動向やトレンドを把握できる
- 疑問や不安がでたら、コンサルタントに聞いてすぐ解決できるため非常に効果的・効率的
- 全て無料で利用できる
- いつでもサービスは解約できるため、担当と合わないなど問題があったらすぐ辞められる
転職エージェントは相談だけでも歓迎なところがほとんどです。
あなたの希望する条件を伝えることで、転職難易度は高いのか、どのような企業がねらい目なのか等、様々な疑問に答えてくれるでしょう。
転職活動は大変だからどうしても重い腰が上がらない……という方でも、転職エージェントに一度相談してみるだけであれば、それほど大変ではないと思います。
大切なのはほんの少しでもいいから動き出すこと。
まずはこの一歩からはじめてみることをオススメします。
なお、本サイトがオススメしている転職エージェントが下記にまとまっています。
よければ参考にしてみてください。
まとめ ゲーム業界への転職をあきらめる必要はなし!まずは第一歩を踏み出そう
このページでご説明した内容をまとめると、下記のとおりです。
- ゲーム業界への転職は、完璧を目指すと難易度は高め
- 下積みから学ぶことを前提にすれば、入りやすい企業も多い
- ゲーム業界経験者の場合は、スキルや実績さえあれば比較的転職はしやすい
- ゲーム業界が気になったら、転職エージェントに無料相談することからはじめてみよう
一般に、ゲーム業界への転職は難しいと言われます。
しかし条件次第では入りやすい企業も多いということが、お分かりいただけたでしょうか。
ゲーム業界に少しでも入りたいと思っている方は、プロの転職エージェントに相談してみましょう。
きっと、あなたの人生にプラスになるアドバイスがもらえますよ!