ゲーム業界に興味があったが、もう40代。
さすがに今から未経験で転職するのは無理だろうなあ。
そんな風に思っているそこのあなた。
筆者もアラフォーなので、気持ちはわかります。
しかし、ゲーム業界で働きたいという夢は、まだまだ諦める必要はありません!


それを武器に戦えば、転職できる可能性はあるということですか?

その通りよ。
この記事では、40代未経験者がゲーム業界に転職するための事前知識や、その方法について解説しているわ。
よければ参考にしてみてね。
この記事の内容
40代未経験でも問題なし!重要なのは若者に勝るスキルがあるかどうか

40代でゲーム業界未経験でも、転職を諦める必要はありません。
ゲーム業界は実力主義の世界ですので、スキルさえあれば年齢は関係ありません。
重要なのは、40代ベテランとして若者に負けないスキルがあるかどうかです。

ゲーム業界は20~30代の若者が多く、まだまだ年齢の若い業界よ。
プランナーやデザイナーなど、クリエイターとしてスキルの高い方はたくさんいるわ。
でも、他の業界のように現場をまとめるマネジメントスキルや、今後の事業戦略を決めるベテランの存在はまだまだ少ないのが実情よ。

だからこそ、他の業界出身であってもスキルさえあれば諦める必要はないんですね。

その通りよ。むしろ、40代の方がゲーム業界に転職することはそう多くないの。
スキルさえあれば、逆に貴重な人材として重宝される可能性もあるわ。
実際に、筆者も40代で業界未経験の方が転職し、活躍しているのを見たことがあります。
40代半ばのその男性は、前職で培った経験を活かして今後の部署の方針・戦略を決めるチームに入りました。
しかしゲーム業界出身ではないため、ゲーム開発やそこで働くクリエイターのことはほとんどわかっていない状態でした。
そこで彼は、部署外の社員含めて50人を超える方々と1人ずつ面談を実施しました。
ゲーム開発についてのヒヤリングやメンバー個々の理解に努めたのです。
これまで、入社直後にこれほど大人数と熱心に面談をした人はいなかったため、若手メンバーは驚いていました。
結果として、彼は50人以上の方との面談を通して、ゲーム開発の理解や部署の問題点の把握ができ、それを自らの業務に役立てることができました。
それだけでなく、メンバー1人1人を理解しようとする努力が伝わり、若手メンバーとの信頼関係も同時に築くことができました。
それら一連の動きを見て、年齢やゲーム会社での業務経験などは関係なく、「ベテランって頼もしいな」と心底感じたのです。
このように、40代でゲーム業界未経験であっても、スキルさえあれば問題なく活躍できます。
ぜひ諦めず、転職活動を始めてみてください。
40代の転職はとくにマネジメントスキルが重要

40代の方が転職するには、若者にはないスキルが求められます。
とくに40代の場合、ゲーム業界経験者でない限りは、実際に手を動かすことは稀です。
むしろ、チームメンバーをまとめたり、事業の方向性を決めたりなどの能力が重視されます。

中でも、40代の方にまず期待されるのはマネジメントスキルよ。
先に説明した通り、ゲーム業界は20〜30代の若者が多く、彼らをまとめられる人材が少ないのが現状なの。
現在マネジメントを行っている人たちも、元は手を動かしていたクリエイターがほとんどで、マネジメントに強い人はほんの一握りよ。
それに、ゲーム業界は自分で考えゲームを形にしていくことが好きな人が多く、社員をまとめるマネージャー職をやりたがらない人もいるの。
実際に、筆者の勤めている会社でもマネージャー層の人手不足が懸念されています。
マネージャー候補を育てるための勉強会なども実施されていますが、すぐに優秀な人がでてくるわけではないのです。
そのため、他の業界であってもマネジメント力の高い人材はそれだけで評価されるのです。
40代未経験の人がゲーム業界へ転職する方法

40代の人が転職するにはスキルが重要ということはわかりました。
でも、具体的には何をすればいいんですか?

下記の二点がポイントよ。
- ゲーム業界に役立つ経験・スキルを徹底的に洗い出す
- 転職エージェントを活用し、情報を得る
ゲーム業界に転職するには、まずは業界に役立つあなたのスキル・経験を徹底的に洗い出しましょう。
その上で、エージェントを活用することが、転職を成功させるカギです。
順番に見ていきましょう。
ゲーム業界に役立つ経験・スキルを徹底的に洗い出す

ゲーム業界への転職を成功させるには、あなたがこれまでに得た経験やスキルの中から「ゲーム業界で活かせるもの」を徹底的に洗い出す必要があります。

自分の過去を振り返るってことですね。
たとえばどのようなスキルを洗い出せばいいんですか?

先ほど話の出たマネジメントスキルやリーダーとして働いていた経験がその代表ね。
優れたマネージャーはどの業界でも重宝されるわ。
もしあなたにプログラミングやなんらかのディレクション業務、デザインの知識などがあるとより良いわね。
少しでもモノを作る業務をしてきたり、その大変さをクリエイター目線で知っていたりすると、社員の苦労もわかるはずよ。
あと、ゲーム会社も他の業界と同様、人事や総務などゲーム開発以外の部署がたくさんあるわ。
そういった部署に関連する経験を活かして、まずはゲーム会社に入ってから徐々にやりたいことに手を広げていくのもアリね。
これ以外にも、あなたが想像もしていなかった経験・スキルにニーズがあるかもしれません。
そのため、思いつく限りあなたの強みを事前に洗い出しておきましょう。
そうすることで、次にご紹介する転職エージェントをより活用できます。
転職エージェントを活用し、情報を得る

未経験の方が転職活動を始める際は、転職エージェントを利用すべきです。
ゲーム業界未経験の場合、どう進めればいいのかわからないことがたくさんでてくると思います。
そういった疑問は、転職エージェントを活用すればすぐに解消できます。
転職エージェントを利用するメリットは下記の通りです。
- 40代までのキャリアの中で「自分では気付いていないゲーム業界に役立てられるスキルや適性」を見つけてもらえる
- あなたに合った求人の紹介、履歴書・職務経歴書の添削、面接対策、面接日の調整や給与交渉などのやり取りといった、大変な作業をエージェントにお任せできる
- ゲーム業界の最新の転職動向やトレンド、転職に関するあらゆる疑問点を、面談の場で直接質問して解消できる
- 全て無料で利用できる
- いつでもサービスは解約できるため、担当と合わないなど問題があったらすぐ辞められる

とくに未経験の場合、ゲーム業界に役立つスキルがないかを客観的にみてもらえるのは重要なポイントよ。
その際、事前に洗い出しておいたあなたの経験やスキルをエージェントに見せながら、一緒に強みを確認し合うのがベストよ。
せっかくニーズのあるスキルを持っているのに、それが評価されずにいたらもったいないわ。
このように、転職エージェントを利用してあなたの強みや転職に役立つ情報を集めるようにしましょう。

でも、転職エージェントって色んな種類があって、どれを選べばいいかわからなくなります。

転職には、ゲーム業界に精通した転職エージェントを選ぶべきね。
私のオススメの転職エージェントは、「ワークポート」です。
ワークポートはIT・ゲーム業界に非常に強い転職エージェントで、10年以上の実績があります。
40代未経験からゲーム業界に転職したい人にとっては、強力なサポーターといえるでしょう。
実際に、私自身もワークポートを利用し、大手のゲーム会社に転職していますので、心からオススメできる転職エージェントです。
まとめ
年齢を気にして転職を控える人は多いです。
しかし、スキルさえあれば、ゲーム業界の転職に年齢は関係ありません。

マネジメントスキルやリーダーとしての経験は、ゲーム業界でも重宝されるわ。
あなたの強みをしっかり洗い出して、エージェントを活用してみましょう。
転職活動をしてみたら予想外のところで評価され、意外と簡単に転職できたという話も聞くわ。

諦めずに挑戦すべき!ってことですね。
たしかに40代というのは、ゲーム業界のなかでは年齢が高いからデメリットではあるわ。
でも、40代だからこそ経験していることも多いし、若者にはない強みがあるの。