ゲーム業界で働きたいという人は多く、とくにゲームプランナーは人気がある職種です。
しかし、実際に働いている人の中には、今の会社に疑問を持っている人が少なくありません。
「残業が多すぎてプライベートな時間が取れない。収入は増えないままだし、この先が不安だな……」
「今よりやりがいのある仕事をしたい」
「もっと大手に転職して、新しいことにチャレンジしたい!」
こういった悩みは、ただ待っているだけでは解決できません。
その代わり大変なこともたくさんある仕事よ。
その分、やりがいや新しい環境を求めて転職を検討する人も多いの。
でも、ゲームプランナーの転職ってどう進めればいいのでしょう?
毎日が忙しいと、調べたり準備する余裕もあんまりないし……。
ベストな方法を知りたいです!
ゲーム業界経験者であれば、「ゲームプランナーへの転職は成功しやすい」と言えるわ。
一緒に見ていきましょう。
業界経験者がゲームプランナーに転職するための前提知識
ゲームプランナーに転職するには、ゲーム業界の現状や転職事情について知っておくべきよ。
そこで、まずはゲームプランナーに転職するために必要な前提知識から解説するわ。ポイントは下記の通りよ。
- ゲーム業界は基本的に売り手市場だが、求められるスキルは高い
- 業界経験者の場合、ゲームプランナーへの転職は成功しやすい
- コンシューマよりモバイル(ネイティブとソーシャル)のほうが転職しやすい
ゲーム業界は基本的に売り手市場だが、求められるスキルは高い
ゲーム業界は、基本的には売り手市場(就職する側が有利な状況)と言われています。
ゲーム開発に必要な人員が年々増えているからです。
しかし、いくら売り手市場とはいえ、ゲーム業界への転職は簡単ではありません。
とくに、有名ゲーム会社や、年収などの条件が良い企業は難易度が高いと言えます。
なぜなら、ゲームを作るには専門的な知識や経験が求められるからです。
たとえば、スマホゲームの開発費は、今や数億~数十億円かかると言われています。
1つのゲームが売れるかどうかで、社運を左右しかねない状態です。
そのため、求められる人材のレベルは高く、人気企業に転職するにはそれなりの知識や経験が必要となります。
ゲームを遊ぶのは簡単なのに、作るには高い専門性が必要なんですね。
とくに、ゲームプランナーは業界の中でもかなり人気のある職種なの。
転職を成功させるには、それなりに準備する必要があるわね。
業界経験者の場合、ゲームプランナーへの転職は成功しやすい
ゲーム業界への転職は簡単ではありません。
しかし、業界経験者であれば、ゲームプランナーへの転職は他職種と比べて成功しやすいです。
なぜなら、ゲームプランナーには「転職するために必須となるスキル」がないため、逆に業界での実務経験・実績などが評価されやすいからです。
たとえばプログラマやデザイナーは、プログラムを書いたりイラストを描いたりするため、どうしても一定の専門スキルが必要になります。
一方ゲームプランナーの場合、知っておくべき専門スキルはたくさんありますが、必須ではありません。
そのため、実際にビジネスとしてゲームの開発・販売・運営などに関わってきた経験や実績が、大きなアピールになるのです。
もちろん、応募する企業や任される業務によって、条件は変わってくるわ。
でも、業界での実務経験や実績以外で評価されるのは、「数字に強い」「ロジカルに説明できる」といった汎用的に活躍できるスキルが多い傾向にあるわね。
実際に、筆者は元々ゲームプログラマでしたが、転職を期にゲームプランナーへと転向しました。
当時転職がうまくいったのは、プランナーと様々なやり取りをした実務経験や、粘り強くゲーム開発をやり切り、大きな収益を上げられたなどの実績があったからです。
このように、ゲーム業界を経験したことがあれば、プランナーへの転職はしやすいと言えます。
コンシューマゲームよりモバイルゲームのプランナーの方が転職しやすい
作りたいゲームの種類にこだわりがなく、とにかくゲームプランナーへ転職したい場合は、モバイルゲームの開発会社がオススメです。
なぜなら、スマホの普及によってアプリを開発する企業が増えており、この分野のニーズが多いからです。
実際に、私の周囲ではモバイルゲームの開発会社に転職した人が非常に多く、全体の7~8割を占めます。とくに、リリース済みのモバイルゲームを運営するための求人が多いです。
ゲームを運営している会社は、ユーザの課金によって収益を得ています。そのため、人材が足りないと運営することができず、売上もなくなってしまうのです。
電車に乗っていると、モバイルゲームを遊んでいる人をよく見かけますもんね。
たくさんのゲームがリリースされているわね。それらを運営するには、多くの人手がかかるの。
だから、モバイルゲームの開発会社は「ゲーム業界経験者が常にほしい」という状態が続いているわ。
ゲーム業界経験者がゲームプランナーに転職する方法
ゲームプランナーに転職するための第一歩は、「どんな会社で、どういった仕事をしたいのか?」をしっかり定義することです。
そのうえで、転職エージェントをしっかり活用することがカギとなります。
これをしておかないと、あなたの希望通りの企業へ転職できないおそれがあるため、ぜひ参考にしてみてください。
理想のゲーム会社や仕事をしっかり定義する
ゲームプランナーになるために、最初にすべきことがあります。
それは、「どんなゲーム会社で、どういった仕事をしたいのか?」をしっかり定義することです。
なぜなら、ゲーム業界は企業によって社風や文化が大きく異なるからです。また、ゲームプランナーの仕事も組織形態によって、内容が多岐にわたります。
たとえば、ゲーム会社の中には既存運用タイトルのみで収益を上げている企業が多くあります。
もし、あなたが新規タイトルの開発をしたい場合、この会社ではあなたの希望通りの仕事ができない可能性が高いです。
転職後に後悔しないためにも、「どんなゲーム会社でどんな仕事がしたいのか」ということは今のうちにしっかりと定義しておきましょう。
転職エージェントを早めに活用し、情報を集める
ゲーム業界経験者がゲームプランナーへの転職に成功するためのカギは、転職エージェントをしっかりと活用することです。
なぜなら、転職に有益な様々な情報を得ることができるからです。
たとえば、ゲーム業界の最新の転職事情、気になる企業の社内雰囲気や裏情報、キャリア相談、職務経歴書の書き方など多岐にわたります。
これらの情報を自分一人で集めるのは大変ですよね。
実際に、私が転職エージェントを利用した際は、疑問に思っていること、質問したいことなどを事前に紙にまとめておきました。
そして、わからない点が残らないよう、面談の際にすべて質問して解決しました。
エージェントを使うことで、その場で質問し、教えてもらうことができるため非常に効果的・効率的でした。
「ワークポート」など、転職エージェントへの相談は完全に無料です。
情報を早く集めるためにも、まずは気軽な気持ちで登録してみることを強くオススメします。
確実にゲーム業界への転職を成功させたいのであれば、利用は必須です。
ゲームプランナーとしてのあなたの強みをチェック!
転職エージェントへの登録が済んだら、これまでの経歴や経験をエージェントに伝えましょう。
このとき、あなた自身の強みをチェックしてもらいます。
なぜなら、転職エージェントという第三者のプロ視点で確認してもらうことで、自分では気付かなかった強みを見つけてもらうことができるからです。
たとえば、ゲームプランナーとして圧倒的に強みになるスキルを持っているのに、それをご自身で認識しておらず、会社にアピールできないともったいないですよね。
「あなたの強み」をあなた一人で判断するのは危険です。必ずプロの目で客観的にチェックしてもらうようにしましょう。
あなたにぴったりの会社を転職エージェントに見つけてもらおう
これまでにご紹介した内容を、転職エージェントとすり合わせることができれば、残りのやることは一つです。
あなたの希望に沿ったゲーム会社を転職エージェントにリストアップしてもらいましょう。
あなたの考えを理解し、強みを知っているエージェントであればこそ、精度の高いマッチングを期待できるからです。
転職エージェントは業界の情報に精通しています。
あなたの希望がはっきり分かれば、あなたに合う会社をリストアップしてくれる確率が各段に高まるでしょう。
実際に私は「ワークポート」を利用して、これまでご紹介した内容を細かく伝えました。
その結果、10件ほどのかなり私の希望に近い会社をリストアップしてもらうことができました。
あなた一人で希望に合う会社を探すのはとても大変です。
「ワークポート」などの転職エージェントを活用し、あなたにぴったりの会社をリストアップしてもらいましょう。
ゲーム業界の転職におすすめの転職エージェントは、「ワークポート」
私のオススメの転職エージェントは、「ワークポート」です。
なぜなら、ゲーム業界の転職に圧倒的に強いからです。
実際に、私自身も「ワークポート」を利用し、東証一部上場企業の大会社にプランナーとして転職しています。
希望していた環境で、やりたい仕事に集中することができ、毎日が充実しています。
今ではゲームプランナーからステップアップし、マネージャーとして、より裁量の大きい仕事を担当することができています。
ゲーム業界のプランナーに転職したい人にとっては、「ワークポート」は強力なサポーターと言えるでしょう。
こちらの記事では、ワークポートを実際に体験した内容を紹介しています。
よければ参考にしてみてください。
まとめ ゲーム業界経験者なら転職しやすい!自信をもって挑戦しよう
前知識なしでは、ゲーム業界経験者であっても転職には苦労します。
とくにゲームプランナーの場合、自分に合った会社や仕事内容を見つけるのは大変です。
しかし、しっかりと対策をすることで、時間を浪費せずに希望通りの会社に転職することができます。
そのためにも、「ワークポート」などの転職エージェントをしっかり活用しましょう。
ぜひ頑張って、ゲームプランナーへの転職を成功させてください!
ゲームプランナーといえば、ゲーム好きにとってはあこがれの仕事ですよね。
自分が考えたアイディアがゲームになっていくのは、きっと楽しいと思います。