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ゲー転編集部がApple Arcadeの様々なタイトルをやり込んだ上で辛口レビューしていきます。
2019年の9月に発表されたアップルアーケードの中で、日本人にもなじみ深いソニックのレーシングゲームが入っていましたので早速遊んでみました。
昔遊んだあのソニックのゲームをアイフォンでまた楽しめるということでわくわくしながらゲームをはじめましたが、子供の頃に遊んだむかし補正の入ったソニックには惜しくも敵わないものの、想像以上のクオリティでとっても楽しく遊ぶことができました。
(ちなみにゲームのクオリティ面は完全にコンシューマーゲームの域に達しています。アップルアーケードおそるべし)
ソニックレーシングとは?
そもそもソニック(本名:ソニック・ザ・ヘッジホッグ)とは、1990年代にSEGAが社運をかけて?売り出していた看板キャラクターです。
そのソニックを操作し、音速で駆け抜けるように走っていく疾走感にあふれるレーシングゲームこそがソニックレーシング。
初めてこのゲームで遊んだ時は、子供ながらに当時の技術を全て注ぎ込まれたゲーム史上最高傑作だと感動したのを覚えています。(大げさな笑)
特に友達を家に招いてソニックレーシングをやると、全員が超白熱モードで大声で騒ぎ出すモンスターコンテンツで、毎度毎度親に怒られたのを今でも鮮明に覚えています。
当時はマリオカートとソニックレーシングの二代巨頭でしたが、個人的には画面に食いつくようにしながら体を揺らしてやるソニックレーシングの方が、より白熱していた気がします。
ソニックレーシングのゲーム概要
その名の通りソニックを操作するわけですが、当時はコントローラーがあったのでコントローラーを用いてソニックを操作していました。
アップルアーケードではどうなのというと、左右のスワイプとタップのみで操作できるといったお手軽な操作性になっており、誰でも楽しめる仕様になっています。
また、アップルアーケードからコントーラーを同期することができるようになった為、PSやXBOXのコントローラーを用いて昔ながらの操作方法でプレイすることも可能です。
尚、今回のゲームはチーム戦となっており、個人でCPUとタッグを組んでプレイする事も可能な一方、オンラインで対戦する事もできます。昔の楽しかった記憶がどんどん蘇る。。。
ソニックレーシングをやり込んでみた感想
良かった点
やはりソニックという事でゲームのクオリティはとても安定しています。
一言で言うと「とっても楽しい!」です。
また、複雑な操作が要らない優しい操作性になっている事で、そもそもゲームをやっていて難しいと感じるポイントがありません。
誰でもすんなり入り込めると思います。
1回のレースも大体1分程度にまとめられていて、ちょっと暇な時間にできるのもアプリとしてうまく開発できているなあと感じました。
また、チームで競うゲーム設計になっているので、初心者でもチームのメンバー次第で勝てるという点も魅力です。
ゲームの種類に限らず、負けてばかりだとすぐにモチベーションが下がってしまいますからね。
また、アップルアーケードの特徴である「ゲーム内課金」が一切無いため、ライバルたちと常に平等に競い合えると言う点もモチベーションアップに貢献しているかと思います。
いまいちだった点
逆にメンバーが悪いとどうしても勝てないといったことはあります。
隙間時間をつぶすゲームだと思えば勝ち負けにこだわる事もないのかもしれませんが、もう少し勝ち負けのバランスを再考してほしいと思います。
(トロフィー制度をとっているのですが、下のリーグの人に負けた時のトロフィーの減り方が結構えげつないです笑)
またチーム戦という事もあり、チーム内でコミュニケーションを取れるともっと楽しいのにと思いました。
むかし補正が入っているのかもしれませんが、ソニックレーシングはみんなでワイワイやるゲームだと思っている事もあり、チームで勝っても淡々と進むところがちょっとさみしく感じました。
あと、このゲームに限りませんが、プレイ人口が減ってくると過疎ったゲームになってしまう点も付け加えておきます。
2020年2月現在はまだ大丈夫ですので寂しいのもチームゲームの悲しいところです。
ソニックレーシングの総評
ゲー転編集部の神ゲージャッジ:星2★★☆☆☆
いろいろといまいちな点は述べましたが、総評としてはまずまずといったところでしょうか。
BGMや疾走感など、ソニックレーシングの良さがアプリにしっかりと凝縮されている点は好印象です。
ですが、我々の貴重な時間を割いてまでこのゲームに熱中したいかと言われると、ノーと言わざるをえません。
これからもアップデートは都度されていくと思うので、隙間時間に暇つぶし程度がちょうど良い気がしました。