『ポケモンGO』皆さん遊んでますか?
いっときは減ったと思っていたプレイ人数も最近はまた増えてきている印象がありますよね。
本題ですが、2019年の『ポケモンGO』の売り上げが過去最高を更新したようです。
アメリカの調査会社Sensor Towerが発表した1月9日付けのレポートによると、
『Pokémon GO(ポケモンGO)』の2019年の売上高が8億9400万ドル(約983億円)と過去最高を記録したとのことです。
ずっと右肩下がりと思われがちな売り上げが、2年連続で上がり続けていることに軽い衝撃ではないでしょうか。
さらに過去最高を記録ですから、この勢いはもうしばらく続きそうな気配ですね。
ちなみに、2019年の地域別の売上高は、アメリカが全体の38%で3億3500万ドル(約368億円)、日本が32%で2億8600万ドル(約314億円)、ドイツが6%で5400万ドル(約59億円)とのことです。
アメリカと日本がダントツで多い結果はこれまでと変わらないようです。
売り上げ好調の理由は驚異の課金率にあり!
『ポケモンGO』は課金をほとんどしなくてもそれなりに遊び続けれるため課金率は低いと思われがちです。
ですが、調査会社による数字をまとめると、課金率はおおよそ15~30%と言う驚異の割合であることが判明しています。
(一般的なソーシャルゲームの課金率はタイトルにもよりますがおおよそ5~20%程度ですからその高さは突出しているのがお分かりかと思います)
『ポケモンGO』をプレイし続けている方なら想像できると思いますが、継続して遊んでいるとポケモンボックスや、アイテムボックスは間違いなく不足してきます。
「今後も快適に遊び続けるために」と言う名目で課金してしまった方は多いのではないでしょうか。
この辺りは息の長いゲームだからこそ成り立つ課金設計ですし、他のソーシャルゲームがそう簡単に真似できるものではありませんが、いちゲーム制作にたずさわる人間から見ても見事と言うほかありません。
非ガチャ系のソーシャルゲームとしては一つの完成系、と言えるかもしれませんね。
気になる『ドラクエウォーク』の動向は?
一方で、気になるのが昨年(2019年)にリリースされた『ドラクエウォーク』。
まだまだこれからのゲームですから総括するには早すぎですが、開始2ヶ月で1,000万ダウンロードは見事ですし、ひとまずロンチに限っては大成功と言えそうです。
ゲームの土俵は『ポケモンGO』と同じ位置情報系ですが、『ドラクエウォーク』はガチャに寄せた課金設計という点も興味深いです。(もちろん無課金でも十分に遊べます)
ガチャに対してはネガティブな意見も多いため、「ポケモンGOほど我々の生活には浸透しない」と言うのがもっぱらの意見ですが果たしてどうでしょうか。
しばらくは純粋に楽しみながら、興味深く見守っていくことにしたいと思います。
まとめ
周りを見ても、売上高の数字を見ても、『ポケモンGO』は間違いなくもう数年は熱そうです。(もしかしたら5年~10年とか平気で続いているかもしれません)
早々に戦線離脱された方も多いと思いますが、リリース当初と比べると相当ゲーム自体もアップデートされています。今復帰されたらかなり新鮮な気持ちで遊べると思いますよ。
一方で『ドラクエウォーク』の動向にも目が離せません。
今のところ純粋に楽しいですが、ガチャに寄せ気味の課金設計がどこまで『ポケモンGO』に肉薄できるか(私たちの生活に浸透するか)は興味深いところです。
「スマホの電池がいくらあっても足りない!」と言う悩みはもうしばらく解決しそうにありませんね笑