【転職体験談】配送ドライバーからゲームプログラマーへ|就活中に学んだ『未経験者が一番大切にすべきこと』

未経験からゲームプログラマーへ転職した木村貴史さん
この体験談のポイント

・宅配ドライバーがゲームプログラマーを志したきっかけは?
・未経験でゲームプログラマーへの転職が成功した要因。
・転職エージェントの担当者から学んだ、未経験者が就活中に最も大切にすべき事。

賢者

本日は配送ドライバーからゲームプログラマーへ転職された木村貴史さん(28歳 / 仮名)の転職体験談をインタビューさせて頂きます。

木村貴史さん

よろしくお願いします。

木村さんの転職活動ビフォー・アフター
■転職前後の職種食品会社の配送ドライバー
↓↓↓
コンシューマーゲーム業界のプログラマー
■転職前後の年収320万 → 350万
■雇用形態正社員 → 正社員
■使用した転職エージェント / 転職サイトシリコンスタジオエージェント
■転職活動期間
2ヶ月
■応募した数
約15社
■面接した数
約12社

【転職前について】低いモチベーションでなんとなく働いていた日々

賢者

木村さんのこれまでの経歴を教えてください!

木村貴史さん

はい。高校卒業後は土木会社で土木作業員として働いていていました。

そこから一度転職をはさんで、前職である食品会社の配送ドライバーとして働いていた感じですね。

──では今回が二度目の転職になるんですね。
前職の宅配ドライバーはどのようなお仕事だったのでしょうか?やりがい面についてもお聞かせください

木村さん:仕事内容は自分が担当するエリア内での食材の配達がメイン業務となります。
営業所でトラックに食材を積んだら、後は1人で契約しているご家庭に食材を配達するといった感じですね。
それ以外だと、お客様から受けた注文を発注する程度でしたので、土木会社に勤めていた時よりも体力的な負担はとても少なかったです。
その点は自分に合っているなと感じていました。
お給料面でも土木会社では200万円台だったのが300万円台にアップしていましたので、特に不満を感じることなく伸び伸びと余裕を持って働けていたと思います。

──特に大きな不満点はなかったんですね。

木村さん:そうですね。
ただ、大きな不満点はありませんでしたが、一方で特に好きな仕事というわけではなくて笑
毎日同じことの繰り返しで1人で配達をするだけだったので、人の役に立てていると認識しつつも仕事に対してやりがいを感じることができず、モチベーションは低かったと思います。

【転職のきっかけ】3大苦の負の連鎖で転職を決意!

賢者

ありがとうございます。

では木村さんが転職を考えるきっかけはどのようなものがあったのでしょうか?

木村貴史さん

転職を考え始めたきっかけは同じ部署の先輩が立て続けに辞めてしまったことでした。

木村さんが転職を考えはじめたきっかけ
  • 同じ部署の先輩が立て続けてに辞めてしまい、一気に仕事の負荷が高くなった。
  • それにもかかわらず会社側は人員を補充しようせず、会社に対する不信感が募った。
  • 結果的にお客様にも配達の遅延などの影響が出始め、精神的にもストレスが溜まっていった。

──なるほど。負の連鎖とはまさにこのことですね。
体制に問題があるのに会社側が手を入れようとしない状況は確かに辛いよね。

木村さん:そうですね、それでもしばらくは頑張っていたのですが、その間に新しい人が入ってくることもなく、やはり一向に改善される気配がありませんでした。
元々モチベーションが高くなかった自分は、最後の方は毎日辞めたい辞めたいと思うようになっていましたね。

【転職期間中】転職活動では転職エージェントを利用

賢者

ではここからは転職活動中の出来事についてお聞かせください。

木村さんはなぜゲーム業界を志したのでしょうか?

経歴的に全く異業種になると思います。その点に不安はありませんでしたか?

木村貴史さん

不安だらけでした笑

ですが、今回転職すると決めた際に「自分が本当にやりたいことや好きなことって何だろう」と考えた時に出てきたのが、子供の頃から大好きだったゲームだったんですよね。

そこから徐々に、ゲームに関わる仕事がしたいと思うようになっていきました。

とは言っても転職を決意した時点で27歳だったことに加え、業界未経験ということもあり、本当に転職できるのか強い不安がありました。

──何かゲームに関しての特別な知識や専門スキルはお持ちだったのでしょうか?

木村さん:以前から趣味でプログラミングをしていました。
素人に毛が生えた程度ですが、なんとかそこを生かした転職ができないかなという考えでしたね。

──そうだったんですね。言語は何を使われていたのでしょうか?

村田さん:javaを少しかじっていた程度です。
学生の頃に友達とゲーム作りに熱中していた時期があって、実際にアンドロイドのアプリもリリースしていたんです。

──それは大きな強みですね!
では具体的な求人活動についてお伺いしたいのですが、求人情報はどのように入手されていましたか?
転職サイトやエージェントは利用されていたのでしょうか。

木村さん:はい、いろいろ調べてみると転職エージェントを利用した方がいいという情報が多かったので、エージェントを利用しつつ転職活動に臨むことにしました。

──どちらの転職エージェントを利用されたのでしょうか?

木村さん:ゲーム業界に強いとおすすめされていたシリコンスタジオエージェントという会社を利用しました。
最終的にここにした理由は、契約社員や派遣社員での求人もあると書かれていたことです。
正社員一本で探すのはさすがに厳しいだろうと思っていましたので笑。
最悪派遣社員でも良いのでゲーム業界で働きたいなという考えでした。

「シリコンスタジオエージェントの担当者には頭が下がる」の真意は?

シリコンスタジオエージェント
賢者

シリコンスタジオエージェントを実際に使われてみていかがでしたか?
ゲーム・映像業界に非常に強いとされている転職エージェントですよね。

木村貴史さん

まず感じたのが担当者のプログラミングに関する知識の豊富さには驚かされました。

あと案件毎で現場の実作業面に関しても詳しく教えて頂けたので、かなり具体的に職場のイメージができたのは良かったです。

とても気さくな方でしたし、細かい相談事もしやすかったです。

──転職に関するサポート面、フォロー面はいかがでしたか?

木村さん:自分が未経験だったということもありますが、とても丁寧にサポート頂けたと思います。
具体的には職務経歴書作りやポートフォリオ、面接での対策をして頂きました。
そもそも転職できるのかどうかも分からない自分にここまでしていただくのはちょっと申し訳ないくらいで笑

木村さん:特に印象的だったのはエージェントの方から「未経験でゲーム業界に転職するなら熱意が最も大事」と言われたことです。
正直自分は自身の能力をアピールすることが大切であって、気持ち面はそこまで重要だとは考えていなかったので、実際に転職に携わるプロ方からそう言われたのはとても驚きました。

シリコンスタジオエージェント

ゲーム・映像業界を目指す方は利用必須!シリコンスタジオエージェントの人気の秘密を徹底解説

未経験者の就活において最も重要なのは『熱意』

賢者

確かに熱意は重要な要素ですよね。木村さんはその「熱意」を伝えるために、何か行動を起こされたのでしょうか?

木村貴史さん

特別なことをしたわけではありませんが、次の2つを計画しました。

熱意を伝えるために木村さんが行った2つのこと
  • ポートフォリオを充実させて熱意を売り込んだ
  • 面接時に「何としてもゲーム業界で働きたい」という強い思いを毎回伝えた

木村さん:まずは少しでも自分のスキルと熱意が伝わるようなポートフォリオを作ることを計画しました。
とはいえ全てが初めての体験でしたので、担当者の方に何度も見てもらいながらアドバイスを頂きました。
おそらく一人では何も作れなかったと思います。

──どのようなポートフォリオを作られたのか、簡単にお伺いしてもよろしいですか?

木村さん:はい、これまでに趣味で作ったゲームアプリがいくつかありましたので、それらを見やすくまとめたwebページを1つ作った感じです。
公開済みのアプリ一覧や、そのコード内容も分かるような工夫をしました。

──ありがとうございます。
それではもう一つの、面接時の対策はいかがでしたか?

木村さん:面接対策は自身のこれまでの考えやこれからについて、自分の頭の中を整理するところから始めました。
「自分が本当にやりたいことはなんなのか?」
「その理由は?」
「ゲーム業界で働きたい本当の理由はなんなのか?」
そんな具合に、自分の頭の中を徹底的に考え抜く行為を繰り返しました。
自分の場合は、これまでがかなりネガティブな考えで仕事に取り組んでいましたので笑、なぜそのような考えになっていたのか、そしてそれらがどのようにゲーム業界に繋がっていくのかは特に意識しながら実践を繰り返しました。

──頭の中の棚卸しですね!

木村さん:そうですね。実はこちらも完全に担当者の方からの受け売りで笑
面接対策に非常に有効と教えていただいたので、ひたすら繰り返し行った感じですね。

──シリコンスタジオエージェントのサポート面はもともと評判が良いですが、未経験の方にここまで手厚いサポートがあるとは思ってもみませんでした

木村さん:本当に感謝しています。
その甲斐あってか地道に転職活動を続けていったところ中小のゲーム制作会社に採用されまして、はれてゲームプログラマーになることができました。

──努力が実を結んだ結果ですね。
おめでとうございます。

【新しい職場について】辛いことも沢山あるけどとても充実している!

賢者

新しい職場はいかがですか?

木村貴史さん

とても楽しいです。

今の職場はコンシューマー向けのゲームソフトを開発しているのですが、プログラマー同士はもちろんですが、時にはデザイナーやサウンドクリエイターなどとも協力しながらプログラミングを行ったりします。

木村さん:以前の職場と違って大勢の人と協力しながら作業進めていくことが多いのですが、
自分はそこまでコミュニケーションが得意ではないので正直大変だと感じることも多いです笑
残業も比較的多いのでストレスを感じて辛くなることもありますが、好きなことに携わる仕事をしているので精神的にはとても充実してしますね。
仕事へのモチベーションもとても高い状態です。

【転職を経て思うこと】成功要因はお世話になった担当者との出会い

賢者

今回の転職活動を得て、今だから思うこと、感じることなどがあれば教えてください!

木村貴史さん

正直に言うと、転職活動を開始した時は、年齢のことや未経験であることが影響して、ゲーム業界への転職は無理なんじゃないかと思うこともありました。

ですが、結果的にはこんな自分でも転職することができたので、諦めずに挑戦し続けて良かったなと感じています。

木村さん:特に自分の場合は転職エージェントを利用したことがとても大きな意味があったと思っています。
まさかあそこまでサポートをしていただけるとは思ってもみませんでしたし、本当に頭が下がる思いです。

──転職の成功要因の一つは転職エージェントにあったということですね。

木村さん:そう思います。
何事もそうですが、その道のプロにアドバイスをもらうのが一番の近道だと思うのですが、それってなかなか難しいことだと思います。
でも転職に関して言えば、転職エージェントを利用すれば簡単にプロのアドバイスをもらうことができます。
もちろんうまくいかないこともあるかもしれませんが、積極的に利用してとにかく沢山アドバイスをもらうべきだと身をもって感じました。

──ありがとうございます。では最後に、もし木村さんと同じような境遇の方がいたとしたら、どのようなアドバイスを送られますか?

木村さん:自分はあまり人に言える立場ではありませんが、強いて言うなら「諦めないこと、そして熱意を持って臨むこと」が大切だと思います。
転職活動中はどうしても不安な気持ちになってしまいますが、諦めて活動をやめてしまったら希望する転職は絶対に叶いませんからね。
あと、自分もエージェントの方に言われたことですが、熱意を持って臨んで「この人と一緒に仕事がしたい」と思ってもらえることはとても大切なことだと思います。
ゲーム業界への転職には、もちろん必要なスキルを磨くことは絶対ですが、きちんと熱意をアピールすることも重要だと気付くことができました。
あとは、すぐに結果を出そうとすると挫折する原因になるので、焦らずに、少しづつ目標に向かっていくのが良いと思います。

──木村さん、本日はありがとうござました。

インタビュー総括

賢者

今回は木村貴史さん(28歳)の転職体験談を聞かせていただきました。

話を伺っていて印象深かったのが、とにかく真っ直ぐでポジティブな方だなあと。

真っ直ぐだからこそ、エージェントのアドバイスにも真摯に耳を傾けて、信じて行動に移し、それを継続できた。

木村さんの勝因をあげるとすればそこだったのかもしれませんね。

見習い勇者

「何事もプロにアドバイスをもらうのが一番良い」っていうのもなにげに共感できました笑

賢者

そうですね。
頼るべきところは頼り、自分でやるべきところは自分で。
時間は有限ですから、そこの配分はとても重要になってきますからね。

今回のインタビューが少しでも皆さんのお役に立てば幸いです。
皆さんの転職活動が上手くいくよう心よりお祈りしています!


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