はじめまして。当Webサイトのライターの一人、「ニコラス」です。
「ゲーム開発のノウハウ」では、わたくしニコラスがゲーム業界で働いてきた経験を活かして、ゲーム開発に役立つ知識やエピソードを「まったり気ままに」書いていくコーナーです。
さて突然ですが、ゲームを遊んでいて感じる「面白さ」ってなんでしょうね?
ゲーム開発の仕事って面白いゲームを作ることです。
だから開発者は、せめて自分が面白いと感じるゲームってなんなのか、自分で説明できないとダメだと思うんです。
というわけで、今回は勉強がてら、ゲームに限らず「面白いモノ」を作るにはどうすればいいんだろう。
「そもそも面白さってなんだろう?」ということをまとめていきたいなあと思います。
この記事の内容
面白さって主観的なもの
面白さって主観的なものですよね。
なぜなら、人によって面白い!って感じるポイントってぜんぜん違うじゃないですか?
私はドラクエが大好きなんですが、友達は何が面白いのか全然わからないって言うし。
私はドラゴンボールが大好きなんですが、友達はあんなインフレ漫画何がいいのて言うし。
私はパズルゲームがあんまり好きじゃないんですが、友達はパズルゲームこそ至高。超面白いでしょって言うし。
面白さって人によって違いますよね。
まあ、そもそも「面白さとは何か」ってわかっていたら、ゲームって全部面白くなりますからね。
売れないゲームなんてなくなるわけですよね。
そう考えると面白さとは人間1人1人で異なる、主観的なものなんですよね。
「面白さっていうのは主観」っていうのがまず最初に理解すべきことなのかなと思います
だから、誰かが面白いといったものに対して「そんなことないでしょwww」って返答するのは、相手を否定するだけで開発者的にはナンセンスなんですよね。
ええ、つまり言いたいのは私の友達はひどい奴なんですホント。
ゲームを作る人たちの仕事は、面白いゲームを作ること
私たちゲーム開発者の仕事は、ユーザを120%満足させる面白いゲームを作ることです。
なぜなら、面白くないと売れないからです。
どんなにお金をかけて大作を作っても、面白くなければ売れませんよね(固定ファンがついていれば売れはするけど)
逆に、お金をかけていないインディーズゲームでも、面白ければ売れますよね。
インターネットやSNSがあれば、面白いものはどんどん拡散されるので、面白ければ嫌でも売れるんです。
だから、ゲーム開発者はとにかく面白さにこだわる必要あり!
ここは妥協しちゃダメ! 絶対!
最低でも自分が面白いと感じるゲームについて、説明できるようにする
開発者が面白いゲームを作るには、せめて自分が面白いと感じるゲームってなんなのか、自分で説明できないとダメだと思うんです。
なぜなら、面白さについて語れない人が面白いゲームを作れるわけがないからです。
たとえば私が、「最高に面白いゲームを作ってやる!」ってクラウドファンディングで募集かけたとします。
でも何が面白いのか語れなかったら、絶対出資者なんて来ないですよねw
「面白さがわからないゲームに出資するわけないじゃん」ってなります。
だから、面白さを説明できないとダメなんです。
とくに自分が好きなものって、時間を忘れてずっと遊んでいられるじゃないですか?
触れている時間が長いから、好きなものにはどんどん詳しくなりますよね。
だから自分が一番面白いと思ったゲームは、きっとその面白さを伝えるのも一番簡単なんじゃないかなと思います。一番詳しいから。
というわけで、せめて自分が面白いと感じるゲームについては、なぜなのかを自分なりに主観で話せるべき。
そのためにも、日ごろから「なぜそれが面白いのか」を考えるようにしよう、と思うわけです。
ゲーム開発者(とくにプランナー)はそこ重要視するといいんじゃないかなあと。
まとめ エンタメに触れるたびに「なぜ面白いのか」を考えようと思う
自分が面白いと感じるゲームについて説明するには、「面白さを説明できる能力」が必要ですよね。
そのためには、ゲームの面白さを分かりやすく言葉にする能力が必要になります。
面白さを言葉にすること、これについてはまた今度書いていきたいと思います~
とりあえず今回言いたかったことは
- 面白さって主観的なものだから、定義とかルールはない
- ゲームを作る人たちの仕事は、面白いゲームを作ること
- そのためには、最低でも自分が面白いと感じるゲームについて、説明できないとダメ
ってことでした!